2月の3連休の国内特典航空券 2か月前時点で既に一杯な航路はここ
土日が休みの会社員にとって、2月10日~12日は3連休となります。ちょっと頑張れば2泊3日の旅行が可能です。であれば、特典航空券で懐を傷めず旅行に、、、と思う方もいるかもしれません。
ANAの特典航空券の販売は2か月前から。つまり、12月10日から、2月10日の特典航空券が購入できるようになります。
詳細は後ほど説明しますが、現実には12月10日より前に3連休の特典航空券をゲットしている猛者が世の中には存在します。
そこで、12月9日時点で3連休の国内特典航空券の状況を調べてみたので、この記事で紹介したいと思います。
調査の前提条件
調査は以下のような条件でやってみました。
- 対象はANAの特典航空券。
- 羽田発の国内線。ただし、600マイル以下の区間(秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪)を除く。
- 往路は羽田を午前中に出発する便、復路は羽田に午後~夜に到着する便を掲載。往路は2月10日・11日を調査、復路は2月11日・12日を調査。
- 1日1便しか飛んでいないような航路は除外。
そうそう、目的は自分のため。特典航空券に関してはど素人なので、勉強の一環です。
画像の見方
羽田と他の空港との往路復路それぞれの画像を貼ってあります(その結果、画像が多いです)。
上の画像は、羽田発の路線。下の画像は、羽田着の路線です。基本2画像1組ですが、札幌や福岡など便数が多いところは、片道で2枚の画像を使っています。
それぞれ二日間のデータが表示されていて、羽田発の画像(上の画像)の左列は2月10日、右列は2月11日です。羽田着の画像(下の画像)の左列は2月11日、右列は2月12日です。
2月10日の朝に羽田を出発し、現地にお昼前に到着。現地で2泊して、2月12日のお昼過ぎのフライトに乗って、夕方には羽田に到着するのが私が希望するパターンです。
実際そんな特典航空券は取れるのか?北から見ていきましょう。
北海道・東北
羽田~旭川
旭川厳しいですね。
羽田~釧路
釧路も、2泊3日不可能ではないけど、希望の便なし。
羽田~女満別
女満別、いい便がないですね。
羽田~帯広
羽田~札幌
ここからは、札幌発羽田行きです。
こんなに便数が多いのに、札幌線は全然空いていません。
冬の北海道は大人気。
羽田~函館
羽田~大館能代
北海道に関しては、2月10日のお昼位に現地到着して、2月12日の夕方に羽田に到着するような特典航空券は既にありませんでした。
東北の大館能代であれば、10日の10時に到着し、12日の19時15分に羽田に到着する便が空いていました。
中国・四国
羽田~岡山
岡山はまだ結構いい感じで空いていますね。
羽田~広島
10日の広島着11時は、まずまずいい時間ですね。帰りの18時35分もいいですね。贅沢言えば、16時45分に到着する便希望。
羽田~岩国
岩国は余裕ですね。人気ない?
羽田~鳥取
鳥取砂丘に行けますね。
羽田~米子
米子は復路の選択が厳しいですね、、、。
羽田~萩・岩見
全部空いてますが、往路・復路とももうちょっと早めの便が欲しい。
羽田~山口宇部
ちょっと朝早いですが、往路の最初の便を使えば、よい行程が立てられそうです。
羽田~徳島
往路が厳しい。
羽田~松山
徳島同様往路が厳しい。
羽田~高松
往路の高松着11時05分ならOKですね。
羽田~高知
高知は、往路復路とも希望の便が空いていません。
九州・沖縄
羽田~福岡
福岡は往路が全然だめですね。
羽田~北九州
北九州も往路がダメ。復路も残席数が少ない、、、、。
羽田~佐賀
往路12時05分着で妥協するならアリ。
羽田~長崎
長崎は厳しいですね。ハウステンボス効果?我が家はここに行きます。旅割で(笑)。
羽田~大分
往路復路とも残席少。
羽田~宮崎
冬の宮崎大人気。温暖なイメージありますしね。
羽田~熊本
熊本も人気ですね。希望の便は空いていません。
羽田~鹿児島
往路は8時50分着が空いてますね~。でも復路で空いているのは遅い時間だけ。次の日の仕事に響きそう、、、。
羽田~那覇
那覇は、、、、やっぱりダメです、、、、。
羽田~石垣
那覇と同様ですね、、、。
2か月以上前に特典航空券を取る方法
冒頭で触れましたが、2か月以上前から2月の3連休の航空券を取る方法はあります。
特典航空券を往復で取得する場合、復路は往路の日から14日先まで設定できます。
例えば、2月12日の広島発羽田着のフライトは、1月29日の羽田から広島へのフライトの復路になるのです。つまり、1月29日の2か月前の11月29日に、1月29日羽田⇒広島・2月12日広島⇒羽田というフライトを取ることが可能なのです。
2月12日のフライトを既に押さえている方は、1月29日以降のどこかの日を往路とした取り方をしていると考えられるのです。 4泊5日で広島旅行を行く東京の人であれば、往路は2月8日羽田⇒広島、復路は2月12日広島⇒羽田になります。
一方、2月10日の方は如何でしょうか?これも同様に考えることができます。例えば、2月10日の14日前の1月27日高知発羽田着のフライトを11月27日に予約した人が、同時に復路として2月10日羽田⇒高知のフライトを押さえているのです。12月10日より前に2月10日の羽田発のフライトを押さえている人は、こういう予約をしていると想像できます。高知の人が、3泊4日で東京に遊びにくる場合、往路は2月7日高知⇒羽田、復路は2月10日羽田⇒高知になります。
実は、上記のやり方を「裏技」として使う方法があります。
本来の日程は2月10日~2月12日なのに、前倒しで長めの予約をしてしまうのです。
前者であれば、11月29日に1月29日羽田⇒広島・2月12日広島⇒羽田(14泊15日)で予約を入れ、12月10日になったら、往路を2月10日に変更します。往路が希望通りになるか不確実ですが、早期に復路を確定させたいときに有効な方法です。
後者の場合、11月27日に1月27日高知⇒東京・2月10日東京⇒広島(14泊15日)で予約を入れます。高知の人が東京旅行をするかの如く、東京の人が予約を入れてしまうのがミソです。そして、2月10日の2か月前の12月10日になったら、1月27日のフライトを2月12日に変更します。そうすると、2月10日羽田⇒高知、2月12日高知⇒羽田という行程が完成します。こちらは復路が希望通りになるか不確実なので、先に往路を確定させたいときに有効な方法です。
往路、復路どちらを重視するかは、その時々によります。いずれにせよ、復路を重視する人、往路を重視する人が一定数以上いれば、自分が狙っている路線は2か月前になるのを待たずして、満席になってしまいます。
まとめ
2月10日~2月12日の日程での旅行を考えた場合、12月10日に2月10日の往路、2月12日の復路を予約するのが通常です。普通の人はそうします。
しかし、上記のような予約ルールもあり、12月10日にANAの予約サイトを覗いても、既に予約が一杯という事態は珍しいことではないことが、実際にANAの予約サイトで確認できました。
比較感でいくと、中国地方が余裕がありました。それ以外の地域は、結構厳しい状況が多いです。実際に調べてみるものですね。
よろしければ、参考にしてみてください。
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