JTBトラベルギフトは「るるぶ」には使えない
今年の3月に駆け込みで、実施した栃木県矢板市へのふるさと納税で頂戴した「JTBトラベルギフト」。
寄付金への返礼割合は50%、有効期限は10年という好条件でした。
ただ、総務省の通達により、4月1日から返礼品としての取り扱いが無くなってしまいました。非常に残念です。
今後返礼品として手に入ることはない、そんなJTBトラベルギフトですが、週末に、来年2月の3連休の旅行に使おうと、JTBのサイトにアクセスしてみました。ところが、、、、
JTBのサイトで使えない?
狙ったホテルは、長崎ハウステンボス内に立地する「ホテルアムステルダム」。
ハウステンボスの敷地内とのことで、テーマパークを満喫するには、これ以上無い立地です。
JTBのサイトで、4人一部屋の条件で検索したところ、12件のプランがヒットしました。
この中から、好みのプランを選んで、手続きを進めました。
ところが、予約の確定ボタンが表示される画面になるまで、JTBトラベルギフトを支払いに充当する選択肢が現れません。
「おかしいな~」
念のため、JTBのサイトでもう一度確認しました。
ネット予約でJTBトラベルギフトが使えるとはっきり書いてあります。しかも、入力画面のサンプル付き。
しかし、ホテルアムステルダムの予約手続きでは、上記のような画面は一切表示されません。
「こんな画面出ねーよ、、、」
めちゃくちゃフラストレーションを感じながら、念のため細かい注意書きに目を通すと、、、、
るるぶには使えない!?
どうやら、これが原因のようです。よく見ると、12件の宿泊プランには全てこんなロゴが、、、。
るるぶトラベルのマークです。検索結果も、こういう風に表示されていました。
JTBのサイトにログインして検索したにも拘わらず、JTBは何とゼロ。全てのプランがるるぶ。JTBトラベルギフトが、全く使えないということです。どうしようもありません。
JTBとるるぶ
るるぶはJTBグループが運営しているということは何となく知っていましたが、グループ内には一定の仕切りがあるみたいですね。すこぶる企業グループ側の事情でしょう。
JTBとるるぶの部屋在庫を上記の検索結果のように、互いに表示しあうのは利便性の向上に資することになりますが、今回は混乱の原因になっています。
JTBとるるぶの違いについては、以下のサイトが解説してくれています(以前私がプリンスステータスサービスの情報を提供した先です)。
ちなみに、るるぶ.comを運営しているのは、(株)JTBパブリッシング。JTBの100%子会社です。
るるぶトラベルはまた別で、(株)i.JTB(アイドットジェイティービー)が運営しています。
そして勿論、JTBのサイトを運営しているのは、(株)ジェイティービーです。
上記3つのサイトは、運営している法人が違うわけです。
グループ会社だからと言って、法人がちがえば、ユーザーの情報は簡単には統合できません。JTBトラベルギフトがるるぶに使えないのも、こういうことも含め、色々事情があるのでしょう。
ちなみに下記のニュースによると、JTBは、2018年4月1日にグループ会社15社を統合するとのこと。記事によると、地域会社が主に統合対象みたいですね。JTBパブリッシングやi.JTBのことには触れていません。JTBとるるぶのサイト統合は実現するのでしょうか、、、。
JTBの店頭で利用しました
せっかく頂いたJTBトラベルギフト。是非2月の旅行で使いたかったので、めげずに地元のJTBの営業所に出向きました。
宿泊予約だけだったので、お世話になったパンフレットは、オーソドックスなエースJTB。
ホテルアムステルダムありました!テーマパークゾーンに立地する唯一のホテルとのこと。インターネットのプランに比べると、選択肢は少ないですね。JTBサイトのるるぶのプランの部屋より、こちらの部屋の方が一段グレードが上でした。
店頭での決済の際、無事にJCBトラベルギフトが使えました。ふるさと納税の返礼として100,000円分を頂いていたのですが、今回全額使いました。これは大きい!!
ちなみに、キャンセルした場合、JTBトラベルギフトで支払った分はどうなるでしょう?
係の人の説明では、JTBトラベルギフトに戻すそうです。なので、残高0円になったとはいえ、カードは旅行が終わるまで保管しておいてくれとのことでした。
ここは要注意ですね。
最後に
JTBのサイトから入っても、表示されたプランが全てるるぶの商品だと、残念ながらJTBトラベルギフトは使えません。その場合は、最寄りのJTBの営業所に行きましょう。ネットに比べればプランの選択肢は少ないかもしれないですが、同じ宿はあるはず。JTBトラベルギフトも問題なく使えます。
それでは!
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