みずほマイレージクラブカードをMasterからAMEXへ交換しました。
先月、セゾンカードとUCカードのシステムが統合されました。それを機に、みずほ銀行のキャッシュカード兼クレジットカードを、みずほマイレージクラブカード/ANAから、みずほマイレージクラブ アメリカン・エキスプレス・ベーシックに交換しました。
今日は、みずほマイレージクラブカードの簡単な紹介と、交換の手続きについて書いてみます。
みずほマイレージクラブカードとは
みずほマイレージクラブカードとは、みずほ銀行が提携クレジットカード会社と発行するクレジットカードです。
発行会社とカードブランドは、以下のような形になっています。
クレディセゾン | UC | オリコ | |
---|---|---|---|
VISA | 一体型 (Suica付もあり) |
- | 分離型 |
Master | - | 一体型 (ANAマイレージクラブ付きもあり) (分離型でゴールドあり) |
分離型 |
JCB | 一体型 | - | - |
AMEX | 一体型 (分離型でプラチナあり) |
- | - |
UCはクレディセゾンのグループなので、クレディセゾングループは、Masterを含め4ブランド全てを取り揃えている形になっています。
同じグループですので、みずほマイレージクラブカードとしての付帯サービス(例えば、プリンスホテルやANAの決済で永久不滅ポイント2倍)は、クレディセゾン、UCとも同じです。
一方、みずほ銀行は2015年にオリコへの出資比率を49%に引き上げました。2017年1月からオリコがみずほマイレージクラブカードを発行するに至り、VISAとMasterでは、2種類のみずほマイレージクラブカードが併存することとなりました。
各カードの人気度
参考までに、各カードがどの程度の人気か調べてみました。情報ソースは、クレジットカードマニアが集まるサイト「クレファン」の総合カードランキングです。
総合カードランキングは、ユーザーのご利用状況に合わせてクレファン独自のポイント配点で加点した、総合的なランキングです。
本当に人気のあるクレジットカードを知ることができます。
43位 みずほマイレージクラブ アメリカン・エキスプレス・ベーシック
74位 みずほマイレージクラブカード セゾンSuica(VISA)
75位 みずほマイレージクラブカード(Master)
121位 みずほマイレージクラブカード/ANA(Master)
164位 みずほマイレージクラブカード セゾン(VISA・JCB)
480位 みずほマイレージクラブカード/THE POINT(VISA/Master)
485位 みずほマイレージクラブゴールドカード(Master)
今回入手したみずほマイレージクラブカード アメリカン・エキスプレス・ベーシックは、総合順位で堂々の43位。マニアの間でも評価されているクレカと言えるでしょう。
みずほマイレージクラブカードを交換した理由
今回みずほマイレージクラブカードをわざわざ交換した理由ですが、以下のような観点からです。
- セゾンカードなら、iD決済で永久不滅ポイントが2倍になる。
- 継続的に保有するのが前提のクレカに、AMEXブランドが欲しかった。
- 券面がUCよりはカッコ良さげ。
- 海外旅行傷害保険が付く。
iDで永久不滅ポイント2倍
iD決済はクレディセゾン、UCカード両方とも対応しています(一部非対応のカードもあります)。ところが、セゾンの場合はiD決済をした分は、永久不滅ポイントが2倍になるのです。UCにはそれがありません。
今のところiDは、ANA VISAワイドゴールドカードに紐づけているものを利用しているので、セゾンiDの出番はほとんど無いですが、イザという時に備えておきたかったというのが一番大きな理由です。
AMEXブランド
昨年(2016年)、ポイント目的でアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを発行しました(解約済み)。
やはり、ポイント目的でAMEXブランドの三井ショッピングパークカード セゾンを発行しました。
⇒ ハピタス単独案件 三井ショッピングパークカードで5400マイル
こちらは今も保有していますが、継続保有の理由がないので、年明けにでも解約する予定です。そうなると、自分の手元からは、AMEXブランドが無くなります。
AMEXって無いと困るということは全くないのですが、やっぱりVISAやMasterとは違う独特の領域/雰囲気を持っている気がします。気分のレベルですが、それも理由の一つです。
券面のデザインが良い
これも主観の塊。気分だけの問題です。AMEXブランドは、みずほマイレージクラブカード一般カードの中で、唯一の券面が銀色です。他のセゾン、UC、オリコは全て青~藍色系です。
iD2倍を考えると選択肢はセゾンだけになりますが、他のセゾンカードは「SAISON」の文字が大きく、カードブランドが右上に表示されています。個人的には、これらのデザインはNGです。その点の比較でも、AMEXは良いです。
海外旅行傷害保険
年会費無料ながら、1,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯です。これは良いですね。
みずほマイレージクラブカード交換発行の実際
みずほマイレージクラブカードの交換の手続きは、インターネットや郵送では出来ません。店頭に赴く必要がありますが、自分の口座がある支店の必要はありません。みずほ銀行の支店であれば、どこでも大丈夫です。
必要な用紙は2枚。
既に持っているカードを解約するための「みずほマイレージクラブ退会届・みずほマイレージクラブカード分離兼解約届・みずほマイレージクラブカード解約届」と
交換取得するためのカードを申し込む「みずほマイレージクラブ入会申込書Ⅰ」です。
この二つの用紙に必要事項を記入して、みずほ銀行の支店に提出すればOKです。
捺印する箇所が何か所かありますが、普通のクレカの申し込みと違い、あくまでも銀行との取引になりますので、銀行届出印で捺印することが必要です。注意しましょう。
この2枚の記入には結構時間がかかります。自宅や勤め先から気軽に立ち寄れるみずほ銀行の支店があれば、とりあえず用紙だけもらい、自宅でゆっくり記入てから支店に持ち込むのも良いと思います。
ちなみに、私は12月1日に必要書類を提出。12月19日に新たなカードが届きました。
切り替えタイミング
新たなカードが到着して、最初にキャッシュカードの機能で現金を下ろした時点で、古いカードは使えなくなります。新たなカードが届いた際に下記のような説明があり、確認できます。
UCの永久不滅ポイントをセゾンの永久不滅ポイントに変換することは以前から出来たなんて、、、
貯まっていた永久不滅ポイントは継承されます。「みずほマイレージクラブ入会申込書Ⅰ」に以下の記入欄があることからわかります。
私は、この欄を見たとき少しばかりショックを受けました。
既にUCカードの永久不滅ポイントが3,600ポイント(18,000円相当)以上貯まっていました。それをセゾンの永久不滅ポイントと統合したかったのですが、セゾンの永久不滅ポイントはUCの永久不滅ポイントと統合はできませんでした。
ポイントを統合するには、セゾンとUCのシステム統合を待つしかなかったのです。
セゾンとUCのシステム統合は一度失敗しています。2014年12月の統合予定が急遽延期になり、結局それから3年もかかりました。
私は待ちました。手持ちのUC永久不滅ポイントがセゾンの永久不滅ポイントに統合できるのは時間の問題だと。
でも、違いました。上記の画像でわかるとおり、みずほマイレージクラブカードをUCからセゾン(あるいはその逆)に交換した場合、永久不滅ポイントを引き継ぐことが出来るようになっていただなんて!
11月のシステム統合以前は、UCとセゾンの永久不滅ポイントは統合できないとされていました。公式サイトのQAでの回答もそうでした。Yahoo!知恵袋でも、しかりです。
でも、実はUCの永久不滅ポイントがセゾンの永久不滅ポイントに変換できるパターンはあった、ということなのです。
待つ必要はありませんでした。
最後に
と今更言ってもはじまりません。
手元に来たみずほマイレージクラブ アメリカン・エキスプレス・ベーシックは、すっきりしたデザインで気にってます。シルバーの券面に、ブルーのアメックスロゴはあっていると思います。
決済にはあまり登場しないかもしれませんが、現金引き出しの際は少しいい気分になれそうです。
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