隔月リボ残作戦大失敗 - ANA VISAワイドゴールドカード
先月、勇んでリボの全額払いを実行した私ですが、今回受け取った明細に手数料(利息)が発生していないことに呆然。ポイント明細を確認したところ、ボーナスポイントも付与されていないことに嘆息。
自らの仮説を証明しようとしましたが、見事失敗に終わりました。
⇒ 【マイ・ペイすリボ】リボ残は隔月でOK(ではなかったです)
原因を究明しようと、三井住友VISAカードに電話し待つこと10分。オペレーターの方から明快な説明を受け納得しました。
今回は、先月私が打ちたてた説が、何故機能しなかったのか、そして今後どうすれば良いのかを書いてみたいと思います。
手数料(利息)発生の考えはOK
基本中の基本ですが、ANA VISAワイドゴールドカードは、毎月15日締め、翌月10日払いです。
この考え方は、リボ残高に対して発生する手数料(利息)にも該当します。
つまり、毎月15日までに発生した利息は、翌月の10日(休日の場合翌営業日)に支払うことになります。
私は、9月12日の支払い日に、1,297円のリボ残高を残しました。9月13日から締め日である9月15日までの3日間に発生した手数料
- 1,297 x 15 % / 366 X 3 = 1円
は、9月26日発行の明細に掲載されていました。これは、思った通りでした。
1,297円は引き続き残高として残るので、9月16日から10月11日までの26日間の手数料(利息)
- 1,297 x 15% /366 x 26 = 13円
の支払いは、11月10日になると思っていました。「10月11日までに、さらに13円の利息が発生する」という、利息計算自体は、正しい理解でした。
認識がちがっていた部分
ただし、13円の支払いが、11月10日に行われる、つまり10月26日付けの明細に載るには、一つ条件があったのです。
それは、10月11日にリボの残高を残すこと。
10月11日に、全部支払ってはいけなかったのです。私は、それをやってしまいました。では、何故それがいけなかったのでしょう?
10月11日に、リボ残全額を支払ってしまったので、そのリボ残に対して発生していた利息(手数料)も、当然に同時に清算されたのです。
元本を全部返済するのであれば、利息も同時に払うのは金融的には常識です。元本全額払っているのに、利息の払いは後なんて普通は有り得ません。これ、ちょっと考えれば、当たり前のことです。
全く迂闊でした。毎月毎月繰り返されるという流れのなかで考えてしまっていたため、この常識的な視点が抜け落ちてしまっていました。
オペレーターと話していて、手数料(利息)発生の考え方は、正しかったことが確認できたので、余計悔しいです。
全額返済を選ぶと、それまで発生していた利息も同時に清算される。つまりは、10月11日に9月13日から10月11日までの利息、1円+13円=14円が引き落とされていたのです。下記の明細に14円としっかり記載されているのも、今回になって気づきました。
未決済残高はゼロなってしまっています。10月12日から10月15日まで(もっと言うと11月10日まで)に利息を発生させる術はありません。10月11日全額支払った瞬間に、11月10日は利息ゼロが確定してしまったのです。落とし穴でした。
これで、リボ算を残すのは、隔月でいいという考え方は否定されました。リボ残高は毎月残さなければいけません。
シミュレーションも一からやり直しです。
12月引き落としに向けて
では、あらためて次回、12月12日支払時(11月26日の明細)に利息が付くように、残高を調整してみましょう。
11月26日付12月12日払いの明細の記載対象となる利息期間は、11月11日から11月15日の5日間です。年利15%、1年366日で計算します。
今月の新規利用は、529,145円だったので、1,000円刻みの支払いで残高を残して、1円以上の利息を発生される必要があります。
529,000円払って、145円残した場合。
- 145 x 15% / 366 x 5 = 0.29円
1円にならずNGです。
528,000円払って、1,145円残した場合はどうでしょう?
- 1,145 x 15% / 366 x 5 = 2.3円
1円以上になりました。従って、今月は、固定払い200,000円から328,000円増額して支払います。
増額申請の方法につきましては、こちらの記事をごらんください。
今回の損失ワールドポイント
今回のような挑戦はせずに、先月少しでもリボ残をおいて置けば、ボーナスポイントとして、529ポイントが付与されるはずでした。
ワールドポイントのボーナスは、1ポイントが3マイルと交換できます。
- 529 x 3 = 1,587マイル
大きいですねぇ。高い授業料でした。
転んでもタダではおきない(10月28日一部修正)
今回学んだことを踏まえ、また一つ、実験をしてやろうという気になっています(懲りてない)。
11月10日に、1,145円のリボ残にします。その残高に対する11月11日から11月15日の間に発生する手数料は、12月12日に支払いとなります。
その後、リボ残1,145円は、11月16日から12月12日の27日間に
- 1,145 x 15% / 366 x 27 = 12円
の利息を発生させます。そして、それは来年1月10日に支払いとなります。
つまり、来年1月10日(12月26日明細)を睨んだ場合、事実上すでに12円の利息が確定しているわけです。
従って、12月12日のリボ残高は、12月12日-15日の間に、利息を発生させるのに必要な残高という考えは要りません。リボ残がゼロでなければよいわけです。
というわけで、11月26日に12月12日払いの明細が確定したら、リボ残は
- 1000>リボ残>0
となるように増額申請してみます。つまり、ゼロ円でなければ、どんなに少額になろうとも、千円未満の端数だけ残すようにしてみます。
そしたら、また結果を報告します。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(2018年1月31日追記)
その後、何度かリボ残を100円未満にしたことがありますが、利息さえ発生させておけば、問題なくボーナスポイントは付与されています。