1000のマイルも1から

プリンスポイントとANAマイルの二兎を追うブログ。マイペースで綴ってます。

楽天スーパーポイントを止め、ANAマイルを貯め始めた理由

楽天スーパーポイント、Tポイント、ポンタポイント、ANAマイル、JALマイル、WAON、nanaco、Suica、Pasmo、dポイントなど、現代はポイントサービスが群雄割拠でありますが、皆さんどのポイントを貯めていますか?

お金をザクザク貯めているイメージ画像

各ポイントともそれぞれ特徴があります。また、生活スタイルによっても適したポイントが異なります。絶対的な正解はないわけですね。

私自身は、以前楽天スーパーポイントを貯めていました。それが、今はANAマイルを貯めるようになっています。

そこで、何故私が、楽天スーパーポイントを貯めるのを止め、今ANAマイルを貯めはじめたのかを紹介することで、両者を比較しようと思います。

楽天スーパーポイントはクレカで貯めていた

どれくらい前か覚えていません。10年前位でしょうか。私は、楽天カードが世に出てから、すぐに楽天カードを申し込みました。それから、しばらくメインのクレジットカードとして使っていました。同時に、楽天スーパーポイントも貯め始めました。

楽天カード券面画像

私が楽天スーパーポイントを貯めていたころは、楽天が未だ楽天ポイントカードを発行していませんでした。つまり、楽天スーパーポイントを貯める方法は、主に楽天カードによる決済と、楽天市場など楽天グループのサービスを利用する場合の2種類でした。

割合としては、圧倒的にクレジットカード決済によるポイントが多かったです。楽天カードは、年会費無料ながら還元率は1%だったので、光熱費から普段の買い物まで、できるだけ楽天カードで決済をしていれば、そこそこポイントが貯まりました。

夫婦で年間5,000,000円程度は決済していたので、50,000ポイント以上は貯まっていました。 

今日では、楽天ポイントカードが広まっていますので、例えばミスドで現金で買い物しても、楽天スーパーポイントが貯まります。オフラインでの獲得手法が充実してきています。

また、ポイントサイト的な「Rebates」というサービスも登場しています。

 

これは、楽天が数年前買収した米国の会社「Ebates」をローカライズしたものです。楽天市場での買い物は通常1%ですが、ここで買い物をすると数%付与されます。

 

また、楽天ポイントクラブの下記のページを見ればわかる通り、1,000ポイント単位で、貯まる楽天のサービスも沢山あります。

 

この状況を考えると、一昔前より、楽天スーパーポイントを貯める方法はかなり多岐にわたっており、一昔前に比べれば各段に貯めやすくなっていると思います。

 

楽天スーパーポイントの使い道

さて、今度は使い道です。貯まった楽天スーパーポイントは、楽天のサービスで使えます。では、楽天のサービスって何でしょう?

楽天市場、楽天トラベル、楽天ゴルフ、楽天ブックス etc. たっくさんあります。

たっくさんあります、、、、が、、、、、自社独自のサービスは少ないのです。

例えば楽天サービスの代表である楽天市場は、マーケットプレースです。つまり場所貸し。物を売っているのは、楽天ではありません。そこに出店している店舗です。楽天自体はホテルを保有していません。ですので、楽天トラベルも単なる場所貸しです。

つまり、楽天自体に価格決定権はありません。楽天市場で10,000円で売っているものを、「ポイント利用なら8,000ポイントで購入できます!」なんて芸当は出来ないのです。

従って、楽天スーパーポイント1ポイントは、どこまでいっても、基本1円です。5,000ポイントは、5,000円以上の価値にはなりません。

 

楽天市場は、ありとあらゆるものが売っていて、それがクレジットカードのポイントで手に入るのは画期的でした。それまでは、欲しいものが無い商品リストから(仕方なく)選ぶというのが、クレジットカードの世界では普通でしたから。しかも平均的な還元率0.5%だったころに、倍の1%も付与されるという、二つの意味ですごいカードでした。

その2点に魅かれて、数年間楽天スーパーポイントをひたすら集めていました。そして、暫くはその状況に満足していました。

 

楽天スーパーポイントを止めた理由 

ところが、徐々に疑問を感じ始めました。ポイントを貯めること自体が目的になってしまっていたんです。

「楽天市場で何か買いました。決済します。クレジットカードで買いますか、スーパーポイント使いますか。」

ここで迷うんです。楽天スーパーポイントを使うか、使わないかを。

何故かというと、何に使うか、目的をもって貯めていないからです。明確な目的がないので、何に使ってもいいのです。その自由さが逆に、何に使ってよいのか迷わせるのです。

しかも、先述したように楽天スーパーポイントって1ポイント1円で、それ以上でもそれ以下でもないんです。ですので、現金(クレカ)で買おうが、ポイントを充当しようが経済的にほとんど変わらないんです。

 

要するに、楽天スーパーポイントは、楽天経済圏では現金と一緒なのです。それは、非常に大きなメリットであるのですが、一方で味気ないんです。貯めることに対して、ロマンがない、夢がない。「〇万ポイント貯めてこうしたい!」って絵が描きずらいんです。

長くなりましたが、これが私が楽天スーパーポイントから離れた原因です。 

お買い物パンダ画像

 

ANAマイルの使い道

特典航空券

その後、多少の曲折を経て、今ANAマイルをメインに貯めています。

まずは、使い道の話からします。

なんといっても、一番お得かつ最もポピュラーな使い道は、特典航空券に交換することでしょう。これにより、1マイルが2円相当から5-6円相当、ファーストクラスに交換すれば、10円以上になる場合もあるとか。

楽天スーパーポイントのように、何にでも交換できるわけではないですが、特典航空券に交換した場合は、その価値は突き抜けます。これは、旅客がANAの自社サービスだからです。仲介に徹し、自社独自のサービスをほとんど持たない楽天には出来ないことです。

 

そして、ANAマイルを貯めることにはロマンがあります。「〇万マイル貯めて、特典航空券と交換して、〇〇へ旅行する」という目標ができます。そして、これは何年もかける夢ではないです。後述するマイルの貯め方にも関係しますが、大それたものでなければ(笑)1年以内に実現できます。

 

例えば、家族4人の北海道旅行であれば、繁忙期を除けば60,000マイルで往復できます。沖縄は72,000マイルです。我が家はクレカで年間5,000,000円決済するって書きましたが、適切なクレジットカードを選べば、決済に伴い付与されるマイルだけで年間72,000マイルは確保できます。

 

特典航空券は、変更が可能なことから、普通運賃に性格が近い券種です。試しに4月22日(土)の羽田・那覇の普通運賃を調べたら、片道41,490円、往復82,980円でした。

羽田那覇往復運賃の画像

家族4人であれば、331,920円です。これが、72,000マイルでOKなのです。1マイルあたりは4.6円にもなります。

座席数が違うため、完全に普通運賃と同価値とは言えませんが、それでも変更可能というのは、特典航空券の大変大きなアドバンテージであり、普通運賃に近い価値があると考えて良いでしょう。

少なくとも、5,000,000円の決済を前提とした場合、50,000円相当のポイントにしかならない、楽天スーパーポイントに比べれば、圧倒的に経済的なメリットが大きいのです。

 

ANA SKYコイン 

ANAマイルの使い道の王道は、上述の特典航空券への交換ですが、もうひとつお得な方法があります。ANA SKYコインへの交換です。ANA SKYコインとは、ANAの国際線・国内線の航空券、ANAの国内外ツアー商品の支払に充当できる、使途限定の電子マネーです。ANA SKYコインの大きな特徴は、以下のとおりです。

  • 1 ANA SKYコインは、1円分の価値。利用は、10 ANA SKYコイン単位(10円相当)で利用可能。
  • ANA SKYコインへのマイルの交換は、1マイルから可能。交換レートは、最低でも1マイル=1 ANA SKYコインからはじまり、条件次第で、最高1マイル = 1.7 ANA SKYコインへの交換となる。

 

私の場合は、クレジットカードであるANA VISA ワイドゴールドカードを持っているので、50,000マイル以上の交換であれば、1マイル = 1.6 ANA SKYコインで交換できます。

後述しますが、ANAマイルは、クレジットカード決済以外の方法でもザクザク貯めていますので、ANA SKYコインへは基本的に50,000マイル以上で交換をしています。1.6倍になります。従って、ANA SKYコインに交換しても、(私の場合は)楽天スーパーポイントと比較して1.6倍お得なのです。

 ⇒ 【完全解説】ANAマイルをSKYコインに交換し航空券購入まで

 

例えば提携ホテルの宿泊券への交換

ANAマイルのお得な使い道は、上記で説明したとおり、1に特典航空券、2にANA SKYコインです。それ以外にも交換先はありますが、正直その二つに比べると、魅力に欠けます。

ANAマイルはホテルの無料宿泊券に交換できます。例えば、シャングリラ東京プレミアムルーム朝食付き2名の宿泊券は、100,000マイルで可能です。実際の宿泊料金を調べてみたところ、5/13(土)の宿泊料金は91,000円でした。

シャングリラ東京プレミアムルーム朝食付き2名の予約画面

この場合、1マイルの価値が、1円を割り込んでしまいます。

時期にもよるのでしょうが、提携ホテルの宿泊券への交換は、あまりお得ではないようです。

 

ANAマイルの使い道:まとめ 

ANAマイルの交換先を、ANA SKYコイン若しくは特典航空券にすれば、1マイル = 1円以上は間違いなく確保できます。2-3円は当たりまえ。最大値で10円以上が期待できます。

汎用性が高いとはいえ、1ポイント = 1円である楽天スーパーポイントに比べると、圧倒的にマイルの方がお得なのです。

 

ANAマイルをクレカで貯める

最初のパートで楽天スーパーポイントを楽天カードで貯めていたことを書いたので、それと対比させるため、ANAマイルをクレカで貯める場合について触れておきます。

ANAマイルが一番貯まるクレジットカードは、ANA VISAワイドゴールドカードです。

ANA VISAワイドゴールドカード券面画像

このカードを利用すれば、最高で1.71%、悪くても1.53%のマイル還元率とすることが可能です。5,000,000円の決済であれば、年間76,500マイル以上です。つまり、家族4人で沖縄往復が可能なのです。

(ANA VISA ワイドゴールドカードの詳細は、下記の記事をご覧ください。)

 ⇒ マイル還元率1.45%超 - ANA VISAワイドゴールドカードとは

4人分の羽田・沖縄往復特典航空券に、どの程度の価値があるかは既述のとおりです。 

 

クレジットカードでマイルやポイントを貯める方法は、公共料金という必要不可欠な生活費の支払からレジャーの支出まで、生活していく中で生まれる決済から、マイル・ポイントを作り出す優れた手段です。この手段だけで、国内旅行の足が確保できるのは、すごいことです。

 

なお、このカードは年会費が14,000円(税前)かかります。もちろん、ゴールドカードなので、旅行保険や空港ラウンジの利用など付帯サービスは充実しています。また、割引制度の合わせ技で、年会費を9,500円(税前)まで抑えることが可能です(私が実際そうです)。

それよりなにより、このカードの決済で得られる経済的メリットが、年会費を補って余りあることは、議論の余地はありません。

 

様々なマイルの獲得方法 

ANAマイレージモール

上記の楽天スーパーポイントの貯め方のところで、Rebatesや楽天Point Clubを紹介しました。クレジットカードの通常決済以外でも、ザクザク楽天スーパーポイントが貯まるサービスです。

同様のサービスがANAマイル向けには、ないのでしょうか?

あります。ANAマイレージモールです。

このサイトを通じて、お買い物をすれば、マイルが2倍、3倍付与されます。楽天スーパーポイントで言えば、Rebatesに近いサービスと言えるでしょう。

 

私が実践している爆発的にANAマイルを生み出す方法 

一方、全く別次元のマイル獲得方法があります。生み出されるマイルも桁が違い、年間216,000マイル獲得することが可能な方法です。とはいえ、直接的にマイルを貯めるのではなく、一旦、ポイントサイトでポイントを貯めます。そこで貯まった大量のポイントを、ソラチカルートと呼ばれる、掟破りの高レートでポイントをマイルに交換できるルートを利用するのです。

難しくはありません。私も利用していますし、誰でも出来ます。ご興味ある方は、下記の記事をご覧ください。

上記リンクの記事では、私が12か月連続して毎月18,000マイル(年間216,000マイル)貯めた実績がご覧頂けます。 

まとめ 

楽天スーパーポイントとANAマイルの比較をつらつら書いてみました。

両者を比較する上で、もうひとつ忘れてはならない視点は、ANAマイルを特典航空券に交換して、価値を最大化しても、それを実現するには他に費用がかかるという点です。具体的に言うと、旅先での宿ですね。楽天スーパーポイントは現金ですから、支払に充てておしまい。もちろん、楽天トラベルでホテル代に充てれば、それに伴う費用が発生するでしょう。でも、それは完全に自分でコントロールできます。

この記事を書きながら思ったのですが、自分が楽天スーパーポイントがつまらなくなり、ANAマイルに興味を持ったのは、アベノミクスによる株高のお陰で、少し資産的に余裕ができたことと無関係ではないかもしれません。(*^.^*)

 

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