1000のマイルも1から

プリンスポイントとANAマイルの二兎を追うブログ。マイペースで綴ってます。

ANA VISAカードのボーナスポイントをPeXへ交換する

陸マイラー御用達のクレジットカードと言えば、ANA VISA ワイドゴールドカード(又は、ANA Master ワイドゴールドカード)です。Extremeカードの新規募集が停止となった今、唯一の選択肢と言っても過言ではありません。

ANA VISAワイドゴールドカード券面

ANA VISAワイドゴールドカードの利用で貯まるポイント「ワールドプレゼント」を、高還元率でANAマイルに交換するには、いくつかテクニックが必要です。

その一つが、ボーナスポイントをANAマイルに直接交換するのではなく、中継ポイントを経由させる方法です。

従来は、Gポイントへの交換が唯一の選択肢だったのですが、4月3日からPeXへの交換が可能になりました。

今回初めて、ボーナスポイントをPeXに交換してみたので、その手続きを紹介したいと思います。

(2018年2月1日追記)

ソラチカルート改悪により、2018年4月1日からは、この記事に記載されている交換手法は使えなくなります。ご了承ください。

ワールドプレゼントの事前知識

何故、PeXを経由するのか?

三井住友VISAのポイントプログラムであるワールドプレゼントには、通常のポイントである「獲得ポイント」(以後、通常ポイントと呼びます)とボーナスポイントである「ボーナスポイント・プレミムポイント」(以後、ボーナスポイントと呼びます)の二つがあります。

ANA VISAワイドゴールドカードの場合、通常ポイントは、1ポイント10マイルに交換となります。マイル還元率は1%です。

ボーナスポイントもANAマイルに直接交換可能ですが、この場合、1ポイントは3マイルにしかなりません。マイル還元率は0.3%です。

 

一方、ボーナスポイントは、PeXに交換可能です(通常ポイントもPeXに交換できますが)。ボーナスポイントのPeXへの交換レートは、1ポイント50PeXポイントとなっています。 

PeXの交換条件

PeXは、10ポイント=1円なので、ボーナスポイントをPeXへ交換した場合の還元率は、0.5%となります。PeXのポイントは、ソラチカルートで90%の交換比率でANAマイルに交換できます。したがって、PeXを経由して、ワールドプレゼントのボーナスポイントをマイルに交換すると、マイル還元率は0.45%(0.5% x 0.9)になります。

つまり、ボーナスポイントはPeX経由でANAマイルに交換した方が、直接ANAマイルに交換するよりも、1.5倍も得なのです!

これが、ボーナスポイントをPeXに交換する理由です。

何故、GポイントではなくPeXなのか?

ボーナスポイントがPeXに交換できるようになったのは、4月3日からです。

それまでは、ボーナスポイントはGポイントに交換するのがセオリーでした。

 ⇒ ANA VISAカードのボーナスポイントをGポイントへ交換する

現在、Gポイントへの交換比率は、1ポイント5Gポイント(1Gポイント = 1円)です。以前は、1ポイント ⇒ 4.95Gポイントだったのが、改善されています。

ボーナスポイントをGポイントへ交換した場合の還元率は、0.5%となりPeXと変わりません。

問題は、その先にあります。

というのは、Gポイントをメトロポイントに交換すると、5%の手数料がかかるのです。%ですので、交換するポイントが多いほど、手数料の額が上がります。交換額の一定割合というのは、ユーザー側に、手数料節約の余地を与えない制度です。Gポイント最大の欠点です。

PeXも手数料はかかります。交換一回で500PeXポイント(50円)固定です。できるだけまとめて交換すれば、負担は軽くなります。

以上から、使い勝手はPeXの方が上と言えます。ボーナスマイルは、Gポイントではなく、PeXに交換するのがベターです。

交換に充当されるポイントの順番

ワールドプレセントをPeXに交換する手続きの中で、ボーナスポイントを指定するステップはありません。交換の順番は、以下の表のようにあらかじめ決まっています。

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スマホの方は、小さくて見ずらいと思うので、赤枠の箇所(ANAマイレージ移行以外のポイント交換の減算順位)を書き出しておきます。

「ボーナスポイント」「プレミアム」を優先し、獲得月の古い順に減算。それらのポイントをすべて使い切った後、「獲得ポイント」を獲得月の古い順に減算。

交換ポイント数を指定する時は、ボーナスポイントの残高を把握し、それ以下に指定ましょう。多すぎると、通常ポイントまでPeX経由になってしまい、損となります。

ボーナスポイントをPeXへ交換する 

前置きが長くなりました。ここから、ボーナスポイントをPeXへ交換する実践です。画像は全てスマホのものです。ご了承ください。

ログインからPeXの選択まで

三井住友VISAカードのユーザー用サービスであるVpassにログインします。 

Vpassスマホ版ログイン後の画像

 

ログインしたら、下にスクロールします。「ポイントを交換する」というボタンが現れますので、タップします。 

ワールドプレゼントのポイント交換へのボタン画像

 

ワールドプレゼントの残高表が表示されます。ボーナスポイント・プレミアムポイントの残高を確認します。2,298ポイントです。

ANAマイレージへの移行ボタンがありますが、前述した還元率0.3%コースです。無視して下にスクロールします。

ワールドプレゼントのポイント残高表

 

ポイント交換の申し込みボタンがあります。PeXへ交換する場合は、ここから申込をします。 

ポイント交換の申し込みボタン

 

次のページで下にスクロールすると、交換できるポイントサービスが、アイコンで表示されます。PeXをタップします。

 

交換可能なポイントサービスのアイコンリスト

 

PeX交換画面のトップになります。

PeXの交換画面のトップ

PeXへの交換申し込み手続き 

同じページの少し下がったところに、申込ボタンがあるので、タップします。

PeXへの交換申し込みボタン

 

スマホでは次の画面で、クレカの有効期限、セキュリティコードの入力を求めれれました。

クレジットカードの有効期限・セキュリティコード入力画面 

 

それを通過すると、具体的な交換ポイント数の申請になります。

総残高が2,572ポイントあったので、移行可能ポイントは、2,500ポイントと表示されています。これは、通常ポイントまで含んだポイント数です。交換対象は、ボーナスポイントの2,298ポイントですので、100の倍数の最大値2,200ポイントを申し込みます。

PeXの口座番号も入力し「確認する」をタップ。

交換ポイント数・PeX口座番号の入力画面

 

 入力した交換ポイント数・PeX口座番号の確認画面となります。間違いなければ「決定する」をタップ。

入力した交換ポイント数・PeX口座番号の確認画面

 

以上で、手続き終了です。

交換申し込み完了通知画面

 

PeXの通帳にポイントが記載されるのは、翌日になります。

最後に 

ワールドプレゼントのボーナスポイントが、PeXに交換できるようになったことは、大きいです。最近.moneyが伸びてきているとはいえ、陸マイラーの世界では、汎用性は依然PeXの方が上です。今後、ANA VISA ワイドゴールドカードのボーナスポイントは、PeXへの交換が標準となるでしょう。

(2018年2月1日追記)

ソラチカルート改悪により、2018年4月1日からは、この記事に記載されている交換手法は使えなくなります。ご了承ください。

【その他の記事】

 ⇒ マイル還元率1.45%超 - ANA VISAワイドゴールドカードとは

 ⇒ 実践 - マイペイすリボ 増額手続き

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